よもぎ蒸しとサウナ・岩盤浴の違いとは?

最近、「温活」という言葉をよく耳にするようになりました。
冷え性や体の不調を根本から改善したいと思っている女性たちの間で、注目されているのが温熱療法です。
その中でも代表的なものが「よもぎ蒸し」「サウナ」「岩盤浴」。
けれど、「よもぎ蒸しとサウナの違いって何?」「岩盤浴とどう違うの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、それぞれの特徴をわかりやすく比較しながら、「自分に合った温活」が見つかるよう丁寧に解説します。
よもぎ蒸しの特徴・仕組み
よもぎ蒸しは、韓国で600年以上の歴史を持つ民間療法で、下半身を中心に温める蒸気浴です。
よもぎなどの薬草を煮出した蒸気を膣や肛門から取り入れることで、内臓をじんわりと温めることができます。
- 温熱の種類:蒸気(湿熱)
- 温め方:座器の下からよもぎの蒸気を当てる
- 目的:婦人科系の不調の改善、冷え性対策、デトックス
- リラックス効果:よもぎの香りによるアロマ効果もあり
初心者でも始めやすい、やさしい温活法です。
サウナの特徴・仕組み
サウナは、高温の乾いた熱気で体を温め、発汗を促す方法です。
最近では“サ活”としても人気が高まり、短時間で大量の汗をかけるのが魅力です。
- 温熱の種類:乾熱(ドライサウナ)または湿熱(スチームサウナ)
- 温め方:高温空間(80~100℃)で全身を温める
- 目的:代謝促進、ストレス解消、睡眠改善
- リラックス効果:交感神経→副交感神経への切り替えが期待できる
ただし、体への負担が大きく感じられる人もいるため注意が必要です。
岩盤浴の特徴・仕組み
岩盤浴は、温めた鉱石の上に寝転がることで遠赤外線の輻射熱で体を温める温活法です。
比較的マイルドな温度で、じっくり時間をかけて温まることができます。
- 温熱の種類:遠赤外線(輻射熱)
- 温め方:鉱石の上に寝転がる(室温40〜50℃)
- 目的:冷え改善、代謝アップ、美肌ケア
- リラックス効果:静かな空間での深い休息が得られる
温熱療法の比較表
項目 | よもぎ蒸し | サウナ | 岩盤浴 |
---|---|---|---|
温熱の種類 | 湿熱(蒸気) | 乾熱/湿熱 | 遠赤外線(輻射熱) |
温度 | 約40~60℃ | 約80~100℃ | 約40~50℃ |
発汗量 | 中程度(じんわり) | 多い(短時間) | 中程度(長時間) |
汗の違い | 深部からの汗+皮脂腺も活性化 | 皮膚表面の汗腺 | 汗腺+微量な皮脂腺 |
香り・リラックス | よもぎの香り | 木の香り | アロマ |
主な作用 | 婦人科系ケア、冷え改善 | 代謝促進、交感神経刺激 | 体温アップ、美肌、リラックス |
体への負担 | 少ない | やや高め | 少ない |
所要時間 | 30〜40分 | 5〜15分(セット) | 60~90分 |
どんな人によもぎ蒸しがおすすめ?
以下のような悩みを持つ方には、よもぎ蒸しが特におすすめです。
- 慢性的な冷えに悩んでいる
- 生理痛・PMS・更年期の不調がある
- 妊活中で体を内側から整えたい
- サウナや岩盤浴の高温が苦手
- リラックスしながら体を整えたい
「体温を、人生の土台に。」をコンセプトに掲げる37℃のキセキでは、女性のためのやさしいよもぎ蒸しを提供しています。
また、本格的によもぎ蒸しを温活に取り入れたい方には、37℃オンラインショップの座浴剤もおすすめです。
まとめ
よもぎ蒸し・サウナ・岩盤浴は、温め方や効果にそれぞれの特徴があります。
- 短時間で汗をかきたい → サウナ
- じっくり温まりたい → 岩盤浴
- 冷え・婦人科ケア・心身の調整 → よもぎ蒸し
体調や目的に合わせて、あなたにぴったりの温活法を選んでみてください。